ニカラグアに行った時の話⑤
- Watanabe Tsukasa
- 2018年6月17日
- 読了時間: 2分
早朝の長距離バスにゆらゆら揺られ、ニカラグア北部に位置するLeón(レオン)に到着した。
レオンはライオンの意味であり、町の中心にあるレオン大聖堂にはライオンの像が置かれている。

レオン大聖堂

ライオン像
現在はサンディニスタ民族解放戦線(FSLN)の本拠地があり、町のいたるところに内戦の跡が残されている。また町のいたるところに教会がある。

カルバリオ教会
この町で産まれたルベン・ダリオは19世紀の詩人であり、スペイン詩に多大な影響を与えたらしい。彼が住んでいた家は現在、博物館になっており少し寄付をすることで見学できる。せっかくなので覗いてみることにした。地図を見ながら歩いていると、思いの外目立たない博物館の入り口に到着した。


博物館の外観(入場料は決まっていなかった)

内庭、綺麗に整えられている。
また内戦で戦った人たちの写真等が飾られている英雄記念館もある。
この英雄記念館で働いているおばさんが、内戦の記録を残そうと主婦たちに呼びかけて写真を集めたのが始まりらしい。
実際におばさんの息子も内戦でなくなっているが、息子の写真が残っていないために飾ることができなかったようだ。街角で亡くなった理髪師や青年の話を実際に内戦に参加された方から伺うと何とも言えない気持ちになる。
内戦終了から40年あまり、未だニカラグアの傷は癒えていない。

内戦で亡くなった若者たち

英雄記念館で働いている人たち。ご飯食べてた。
明るい人たちだけど、話す過去は凄まじい。
この日の夜はニカラグアでは安くロブスターが食べれると、コスタリカのスペイン語の先生に教えてもらっていたので、少し奮発してロブスターとカレーを食べに行った。

めっちゃうまかったロブスターのトロピカルソースがけ

豚肉のカレー
合計2千円!安い!貧乏旅行中の身には高いけど安い!!そして美味い!!
しかし、これを食べた後からお腹の調子が悪くなった。
次の日にラム酒工場を見学した後、殺人率世界No.1の国「エルサルバドル」へ向かうのであった。
Comments